平成30年春期午後Ⅰ問3では、情報セキュリティ対策として導入が増えている「ネットワーク分離」がメインテーマです。分離されたネットワーク間で、機密情報を保護しながら安全にファイル転送を行う仕組みの設計について学びます。あわせて、リスクアセスメントの手順や、マルウェア感染を想定した被害評価、安全な配信サーバの設置位置の検討など、実践的なセキュリティ設計の知識を習得できる内容となっています。 ネットワーク分離とは、機密情報を取り扱う内部ネットワークとインターネットに接続する外部ネットワークを切り離し、情報漏えいやマルウェア感染のリスクを低減する対策です。分離環境下でのファイル転送では、専用のファイル転送サーバを中間ネットワークに配置し、通信の向きや許可する通信をファイアウォールで厳密に制御します。また、リスクアセスメントはリスク特定や分析を経て対応を判断する重要な手法です。