エクセルファイルを行ごとに読み込み、リストデータを作成する方法

エクセルファイルのデータを1行ずつ読み込み、それをリストデータとして取得するためのPythonコードを紹介します。以下がそのサンプルコードです。

import openpyxl

def read_excel_to_list(file_path, sheet_name):
    # エクセルファイルの読み込み
    workbook = openpyxl.load_workbook(file_path)

    # シートの指定
    sheet = workbook[sheet_name]

    # データを格納するリスト
    data_list = []

    # 行ごとに処理
    for row in sheet.iter_rows(min_row=1, max_col=6, values_only=True):
        # 行データをリストに追加
        data_list.append(list(row))

    # ファイルを閉じる
    workbook.close()

    return data_list

# エクセルファイルのパスとシート名を指定
file_path = 'path/to/your/excel/file.xlsx'
sheet_name = 'Sheet1'

# 関数を呼び出してエクセルデータをリストに変換
excel_data = read_excel_to_list(file_path, sheet_name)

# リストデータを表示
for row in excel_data:
    print(row)

このコードでは、iter_rowsを使用して行ごとに処理しています。各行のデータをリストに追加し、最終的にdata_listとしてまとめています。取得したリストデータを適宜利用してください。

エクセルファイルのF列のセルデータを赤字にする方法

次に、エクセルファイルのF列のセルデータを赤字に設定するためのサンプルコードを示します。

import openpyxl
from openpyxl.styles import Font

def format_f_column_red(file_path, sheet_name):
    # エクセルファイルの読み込み
    workbook = openpyxl.load_workbook(file_path)

    # シートの指定
    sheet = workbook[sheet_name]

    # 行ごとに処理
    for row in sheet.iter_rows(min_row=1, max_col=6, values_only=True):
        # F列のセルデータを取得
        f_cell_data = row[5]  # F列は0-indexedなので、5番目の要素を取得

        # F列のセルデータが空でない場合は赤字に設定
        if f_cell_data is not None:
            cell = sheet.cell(row=row[0], column=6)  # F列のセル
            cell.font = Font(color="FF0000")  # 赤字にする

    # ファイルを保存
    workbook.save(file_path)

    # ファイルを閉じる
    workbook.close()

# エクセルファイルのパスとシート名を指定
file_path = 'path/to/your/excel/file.xlsx'
sheet_name = 'Sheet1'

# 関数を呼び出してF列を赤字にする
format_f_column_red(file_path, sheet_name)

このコードでは、iter_rowsを使用して行ごとに処理し、F列のセルデータが空でない場合に赤字に設定しています。最後にファイルを保存し、閉じています。

以上が、エクセルファイルのデータをリストに変換し、F列のセルデータを赤字にするためのサンプルコードとなります。