平成24年春期午後2問2では、企業におけるBYOD(個人所有端末の業務利用)とクラウドサービスの導入に伴うセキュリティ対策を学びます。SaaS利用時のリスク評価やアカウント管理、スマートフォンなどの携帯端末による情報漏えい対策が重要です。また、貸与PCから私物端末を経由した未許可の通信経路を塞ぐ技術的対策や、セキュリティポリシの適切な改定も、本問題を理解する上で不可欠なキーワードとなります。
BYODは従業員の私物端末を業務に活用する仕組みで、利便性が高い反面、紛失や端末の不正改造による情報漏えいリスクが伴います。クラウド利用時はサービス形態に応じた管理主体を理解し、適切なリスク評価を行うことが不可欠です。さらに、私物端末をアクセスポイントとして悪用し社内管理を迂回する通信を防ぐため、PCの無線LAN機能の無効化といった技術的対策とポリシの徹底を実施する必要があります。