ネットワークスペシャリスト試験の午後Ⅱ問題を通して、IoTシステムの設計に不可欠なネットワーク技術を学習します。特に押さえておくべきキーワードは、省電力かつ長距離通信を可能にする無線通信技術であるLPWA、IoTデバイスに適した軽量な通信プロトコルのCoAP、そしてUDP上での安全な通信を実現するセキュリティプロトコルのDTLSの3つです。これらは近年のネットワーク構築において重要な知識です。 LPWAは少ない消費電力で広域通信を実現する技術で、LTE-Mなどのセルラー系とLoRaWANなどの非セルラー系に大別されます。CoAPはUDPを利用して伝送効率を高めたプロトコルで、メッセージIDやトークンを用いた到達確認やデータ関連付けの機能を持っています。DTLSはTCPでのTLSの暗号化機能をUDPに適用したもので、偽装パケットによるDDoS攻撃を防ぐなどIoT通信の安全を確保します。